メールマガジン『リーダーへの提言』
2010年05月
『人間関係の交差点』
仕事の面白さは人間関係と深くかかわっており、人間関係が「良い」と仕事が面白いと感じ、人間関係が「悪い」と仕事の面白さが半減するという報告が出ています。
科学の世界では、問題解決の手段として、ひとつ上の次元から物事を見直すことがあります。これを人間関係に当てはめるとどうでしょう。 例えば、二人の人が同じ地点を二次元、すなわち平面上で通過する場合、交差点で必ず衝突します。ところが、ひとつ次元を加えた三次元ならば 立体交差にすることができ、衝突を避けられます。 私たちが住んでいるのは、三次元に時間軸を加えた四次元の世界。人とのかかわり合いでうまくいかない時は、立体交差でスムーズにかわしたり、もしくは時間をずらして衝突を避けることも可能です。
難問を解くには次元を上げた視点が大切。仕事の壁、人生の悩みなど にぶつかった時でも、この手法や考え方は役立ちます。